多様性の花

カリフォルニア便り  ~アメリカ臨床心理の現場から

アメリカ、カリフォルニアで活躍する臨床心理学の各分野の専門家から、日本の読者に向けて、毎日の生活に役に立つ、仕事に生かせる、現場の様子を知ることができるエッセーを書きおろしていただき、JUPIで翻訳をしてお届けします(年4回発行予定)。

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2023年5月29日
2022年3月に西尾和美臨床心理基金のZOOM研修で「マインドフルネス瞑想アプリの心理療法への活用」についてご講義くださったTai Chang博士が、ご自身の研究室で博士論文に取り組まれているNatalie Hidaka氏とともに、今取り組まれている日米比較研究のベースとなる日本仏教と欧米のマインドフルネスの理解について、エッセーとして書き下ろしてくださいました。Tai Chang博士の瞑想アプリの使用についての日米文化比較研究は「西尾基金アジアおよびアジア系アメリカ人のメンタルヘルスに関する研究」の助成金の対象として選ばれ、研究が進められています。本エッセーは、その理論的基盤となる文献レビューです。
2023年3月31日
第5号となる今回は、2023年1月に西尾基金のZOOM研修で「障害に肯定的な心理療法」についてご講義くださったRhoda Olkin博士から、研修に参加された方からの質問を受けて紹介してくださった痛みのスケールについての記事の日本語訳版をお届けします。以前、何度か研修をしてくださったDiane Zelman先生の研究も引用されながら、他者に伝えづらい痛みをどう理解するかを考察されたとても興味深い内容です。
2022年4月9日
2022年2月後半にウクライナ侵攻が始まり、カリフォルニア便りの前号を出した時には想像もつかなった世界情勢になってしまいました。毎日心を締め付けられるようなニュースに接し、二次的トラウマを体験している人も多いのではないでしょうか。今号は、前号に引き続きDiane Zelman博士の研究室のSydney Brown氏に、執筆中の博士論文のテーマである「臨床的問題として見る職場での忠誠心」を書き下ろしていただきました。職場組織への忠誠心を心理臨床的に取り上げ、リスク要因やその具体的問題と心理支援の方法を、とても分かりやすくまとめてくださっています。
2021年12月9日
COVID19パンデミックが始まって2度目の冬を迎えようとする中、新たな変異株が見つかり、私たち一人ひとりの内的資源やレジリアンスを試されるような毎日が続いています。人と人との心の距離も広がりがちな今、孤独が生むと言われる「依存」も深刻化することが増えているかと思います。今回は、そんな今を生きる私たちのために、サンフランシスコ・キャンパスのプログラムディレクターで、神経心理学を専門とされているダイアン・ゼルマン博士から、博士のもとで博士論文執筆中のマイク・ギナッソ氏とともに、神経心理学、臨床心理学の視点から依存のメカニズムについてわかりやすく書きおろしていただきました。
2021年10月6日
当初はワクチンが普及すれば収束すると思われていたCOVID19のパンデミックですが、デルタ等の変異株の流行により、ワクチンの普及が始まってからも感染の拡大が収まらず、世界は今も警戒を緩めることのできない状況が続いています。警戒感が長引く中、私たちの心身へのストレスも蓄積し、その影響は大きくなっているように感じます。今回は仏教心理臨床の教育を行う「イルミネーション・オブ・マインドフルネス研究所」のカワハラ先生と、この研究所の運営にともに携わるリャン先生から、仏教心理療法を今の生活の中で生かすというテーマで書きおろしていただきました。
2021年8月2日
新型コロナウィルス感染症のパンデミックが宣言されてから1年半が経ちました。人と人とのつながりの中で起こるという感染症の性質から、人との違い(マスクやワクチンへの姿勢等)を意識することが多くなった1年半でもありました。 カリフォルニア便りの第1号となる今回は、私たちの人生に大きな影響を与えているこのパンデミックの影響や意味を考える端緒として、パンデミック下で改めて問われている多様性と分断について考えてみたいと思います。

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