2020年2月3日 情報発信

私たち一人ひとりにできること ~2020年の始まりに寄せて

 2020年という区切りの年、新年がスタートしたと思ったら、あっという間に2月になってしまいました。年が明けてからほんの1月の間に、本当にいろいろなことがありましたね。

 アメリカでは新年早々、アメリカ軍がイラン司令官を殺害するという驚くべき事件があり、戦争の始まりか、あわや世界大戦に発展するのではないかと、アメリカ国民も戦々恐々とする日々が続きました。なんとか戦争、大戦勃発は回避しましたが、いまだに国際関係に緊張状態が続いています。
 同じくアメリカでは、昨年から続くトランプ大統領の弾劾・解任についての審議が議会で続き、ついに昨日、「裁判」なのに「証人」を受け入れないという、これまた驚くべき結論を出しました。
 オーストラリアでは大規模火災が続き、危機的状況が続いています。
 イギリスは、ついにEUを脱退しました。また、ハリー王子とメーガン妃夫妻の王室離脱も驚くべき変化でした。
 そして、日本では、1月は記録的な暖冬、一方で大雨の地域もあるという、気候変動の影響を感じる新年となっていますね。そして、中国からのコロナウィルスの流行は広がりを見せています。
 ほかにも、世界各地で本当に大きないろいろなことが起きました。

 世界でこれだけ大きな「驚く」べきことが続く時には、その世界に生きる私たち一人ひとりの心も、その波をかぶり、揺れたり、不安になったり、絶望を感じたり、理由もなく憂鬱になったり、疲れやすかったり、イライラしたり…… ということは起きて当然かと思います。私たちはこの地球という大きな生き物の、小さな細胞の一つであると考えれば、影響を受けないほうがおかしいですしね……
 そう考えると、逆に、私たち一人ひとりという小さな細胞が少しずつでも変わることで、この世界が少しずつでも影響を受けて、変わっていく可能性もあるわけですよね。どんなに小さなことでも、自分にできることをやること、それが池に落ちた小さな葉が波を生んでいくように、ポジティブな変化を生んでいくことを信じて、しっかり自分らしく生きていくことが大事なのかもしれないなあ、と思います。

 自分にできることは何か…… 新年にあたり、そんなことを考えていた1月でした。みなさんにとっては、どんな1月だったでしょうか。
 一人ひとりにできることを結集することで、10人の力が100人分にも200人分にもなることがあると思います。この揺れ動く2020年も、皆様と一緒に、そんなふうに活動していけたらと思います。今年もよろしくお願いいたします。

NPO法人日米心理研究所
理事長 西澤 奈穂子

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